パワプロクンポケットシリーズ(GB・GBA)

 

自分が初めてパワポケを買ったのは2の時。それがパワプロとの出会いです。
3発売時は買いたかったのですがGBAを持っていないため断念。GBAを買ったときには4の発売が間近に迫っており、3は既に時代遅れ。あとから聞けばあんまり面白くなかったと言うので結局今の今まで3の知識は『パワポケ大全』からのみです。
また7は受験生と言う立場から今のところ買うのは我慢している次第です。

前書きが長くなりましたがここから本題。
自分なりのシリーズ通じてのうんちくになります。

 

1、どこでもサクセスが出来る。

 

これはパワポケの当初の目標です。これは今まで実際に達成していると思います。

パワポケでは表サクセス(もう一つのサクセスの存在があるためここでは表サクセス、裏サクセスと呼ぶ。)で長くかかったところでせいぜい1時間半というところです。これは圧倒的にパワプロシリーズよりも短いです。

 

2、裏サクセス

 

自分が初めてやった2では戦争編がありました。はじめてみた時には「なんだこりゃ!?」と思ったものです。
また4のRPG編。これはのちの5での忍者編、7での大正編の原型をなしています。(7においては戦闘システムのみ)
このRPG編も最初は苦労しました。しかしその奥の深さは今やってみてもなかなかはまるものです。

裏サクセスの存在はサクセスに飽きをこさせません。その点パワプロに負けない物だと思います。

しかしその中一つ苦言を呈すならば6の裏サクセス、幸せ島編です。これは本編の続きと言う設定なのですが確かに面白いです。
ただどうも飽きが来るのです。何でだ。と考えたところギャンブル性が強いという事を除けばワンパターンでしかないのです。
これは表サクセスでGAME OVERになった時にそのファイルでやれる救済処置だったらなおの事面白かったと思います。

 

3、キャラクター、イベント

 

まずキャラクターの質。実を言うと最初の頃の方がレベルが高い物と思われます。
初めて買ったからというわけではないのですが2のキャラクターには一目置くものがあります。

ですが最近は某コ○コ○誌において募集したキャラクターを使うと言う企画を行っています。
言うと悪いですが6のほるひす。これは…言葉を失います。

恐らく5−6間の辺りでデザイナーの人が変わった物と思われますが自分は満足しておりません。昔のキャラは良かった…。

次にイベント、これはパワポケシリーズを買う人の醍醐味です。

1ではプロペラ団(これについてはまたのちほど)という『裏』を中心としたイベントがあります。

2では社会の厳しさを知るイベントが多いように感じます。例をあげればリストラ。また権力に屈するしかない弱さ。その一面で生き別れの兄との再会というイベントも起こり得ます。失敗すると兄は殺されますが。

また戦争編ではその生存率の低さからも分かりますが平和の大事さを訴えているイベントが多いように思います。

3は1で撲滅したはずのプロペラ団についてのイベント。この頃からよりいっそうダーティになっていきます。その理由は彼女候補の死亡イベント。バッドエンディングでは半分近くの彼女が死ぬ事があるそうです。少し良くてもサイボーグ化という事もあります。

4では恐怖ネタが多いです。ネタばれになりますが彼女候補6人の内二人が幽霊(もしくは女神)。また一人とのイベントを進めていくと写真の肩に誰かの手があったり、ノイズのひどい電話がかかって来たり、金縛りにあったり…。これは本気で怖いネタが多いです。

5は2の続編という事ですが一言で言えるイベントは少ないです。挙げるとすると非現実的イベントが多い?またコーチの内一人は忍者、一人はホモといういやーな設定も。しかし忍者の正体を知った時自分はうおおお!?みたいな感じでした。

忍者編は厳しかったです。特に辛かったのは自分を2の時育ててくれた監督を倒さなくてはならないこと。このシーンは何度体験しても辛いです。

6はよりダーティになります。つぶされかける会社を守る。その中「組」が関わっててくる。野球の試合で負ければ「島送り」。その中で「明るく楽しい職場」がにじみ出ています。

幸せ島編はかなり危ないネタです。基本が「ドーピング」「強制労働」「武器生産」。書いてるだけで危ないネタです。

 

4、ペナント(俺のペナント含む)

 

基本的にそのままですね。ペナントレースを通じて闘って行くものです。はっきり言います。

つまらない。

間違いなくつまらない。5以降では大概の人が俺ペナ(俺のペナント。以後省略。)用に通常のペナントをやらない人が多いと思います。

今出た俺ペナ。これは一度作った選手をペナントで使っていき成長させていくものです。基本的にパワプロ10より登場したマイライフに同じです。
7では年棒というシステムがあり稼いだ金で「俺の基地」というプラスの楽しみが出来たようです。

 

5、その他

 

まずパワポケで一番いい事。前作までのパスワードをあとの作品でも使えるという事です。
前の作品でつくったいい選手を使いたい。そんな時にベストです。

ミニゲーム。これはパワポケの醍醐味。これを上手くやれるかどうかでいい選手が作れるかどうかまで決まるのです!
はっきりいってこれに運任せにする物は少ないです。大概は自分の力で道を切り開ける作りになっています。

アルバム(プロフィール)。これは4(3かもしれません)から始まった物です。一定の条件を満たすと見れるエンディングを1、2ではその選手からしか見れませんでした。しかし、その後いつでも見れるようにシステムが出来ました。それからというもの「収集」という流行への新たなジャンルを作ったのです。意外と面白い物もありいいですよ?
しかも!5、6では噂によると全アルバムコンプリートで「いい事」が起こるそうです。


次は各シリーズの内自分の持っている物についてのレビューです。

 

<パワポケ1>

 

当時パワプロ界を震撼させた(?)作品。
極亜久高校の名を聞くと古くからのパワプロファンはわなわなと震え出すのではないだろうか?極亜久高校、外藤。あのマスク。忘れる事の出来ない風体である。彼はあの猪狩守の弟猪狩進を交通事故で怪我をさせた男である。
しかし、その極亜久高校でプレーするのがこの1である。パワフル高校も、あかつき大付属も敵である。そんな中外藤の行動の理由が分かるイベントも起こる。もちろん猪狩進も最終的にはハッピーエンド。そこにいたるには遠い道のりがあるが。

前置きが長くなったが一応ストーリーの概要。
極亜久野球部は不良の溜まり場である。そこに主人公が入部。すると先輩の不良達は事故で全員入院。部員は一人になってしまう。亀田、平山、外藤ら仲間をかき集め、野球部をつぶし自らのハンドボール部に予算を横取りしようとする教頭から野球部を守るため今戦いが始まる!

しかしそんな彼らに忍び寄る影が…。何やら怪しい集団の存在があるらしい。野球部の仲間として妨害作戦を手伝ってくれる四路。彼女の存在が何やらある様だが…。

この集団こそプロペラ団である。ゆくゆくはスポーツ界を独占しようと企む悪の集団である。

主人公は様々な妨害を退け甲子園優勝できるのか?
そしてその後主人公は…。

という感じである。

このストーリーは2、3、につながるためパワポケプレイヤーとしては一度はやっておきたいところである。

 

<パワポケ2>

 

主人公がモグラーズにドラフトで指名されるところから始まる。
しかし、ドラフト6位7位の主人公と凡田君以外は入団を拒否するという実態。また寮はぼろぼろ。チームは万年最下位。
そんなモグラーズを変えてやる!と意気込み話は始まって行く。

チームには古株の古沢さん、貧乏な倉刈さん、センスはあるが態度の悪い水木さん、動物好きな畑山さんと個性あふれるメンバーがずらりと並ぶ。
そんな中、オーナーの任月はモグラーズをグループのお荷物としてどうにか改革を進めようとするがその内容はひどい物。
一年目はチームの半分の選手を首にする。二年目には2軍消滅。3年目にはついに球団消滅のシナリオである。
また2年目には仲間のミニゲームをクリアしなくては仲間が首になる。ちなみに4人全員クビになるとあの選手がチームに登録される。

果たして主人公は野球を続けられるのか?
また複雑な人間関係を生き抜けるか?

また1の主人公の結婚相手とされる怪物(改めのりか)なる人物はこの作品に登場する。どうやら1の主人公は死んだ(改め殺された?)様子だ。旦那に似ているという理由で付きまとわれる主人公。可愛そうだ。
この話は3に密接に関係してくる…。


またこの作品。新たなシステムが導入された。それは最初のパワポケ界の革命である。

戦争編。

いきなり登場してきたこのモード。1をやった人には驚きだったかもしれない。
しかしこれから裏サクセスの歴史は始まるのだ…。

このモード。自分はなぜか対戦中の日本へとタイムスリップ。そこで最大200週を生き抜くものである。200週といえば約4年、長いです…。
主人公は楽な任務、普通の任務、難しい任務(?)を各戦地でこなしていく。その中、敵に撃たれる事もある。

任務を確実にこなしても安心できない。イベントではマラリアなどの病気にかかり毎週体力をけずられていく。

食料発見イベントではねずみを食べる事すらある。いやそれはまだいい。ナメクジをご馳走と言って食べる事もあるのだ。畑に忍び込む事もあり。敵の携帯食料を仲間同士奪い合う事もあり。

また自軍にいる人たちは本編の仲間達だがみんな頼りない。頼りない軍隊に敗戦の色は濃厚…。敵の攻撃は激しくなる一方。

平和の大事さを知り、また楽しく野球を出来る日は来るのか?

ちなみに戦争編での200日間生き残りの確率は2%だという。シビアである。


また「転生」も2の主要なモードの一つである。一度作った選手を友達のソフトへ送るとサクセスをやりなおせるのだ。能力は元に戻るが彼女の評価やアイテムなどは変わらず残る。しかも繰り返すと初期能力がかなりの強さに…!100回繰り返すと初期からオールAの可能性も有り!


ちなみに1、2は併せてGBAverの「パワプロクンポケット1・2」として出ています。今買うならこれがお勧めです。

 

<パワポケ3>

 

持ってないのですが頑張って書いてみます。

3の主人公は1の主人公です。しかし違うところがあります。それは人間ではない事。なんと主人公はサイボーグ。
1の主人公は2の時に書きましたが死んだ様子です。彼は優秀な選手だったため脳がプロペラ団に保存されておりそれを盗んだのが亀田君と唐沢博士(だと思いますがキャラの名前に正確性はありません。)です。
二人によってサイボーグとして生き帰った主人公は記憶を取り戻し、また強くなり人間に戻れるのか?

実は3を自分は結構な革命だと思います。それはパーツをつけて強くするというシステム。
4ではRPG編、野球人形。5では忍者編の野球人形。7でもやはり大正編での野球人形。
このシステム、高いパーツから安いパーツまで様々。しかしその買い方一つで選手の能力が弱くなる事まであります。以外と難しいんです…。

一応自分の知ってる限り本編ではオールAは悠々作れる。
サブは地雷島(マインスイーパのような物です。)。こちらではオールMAXも夢じゃない。それだけじゃなく特殊能力も。恐らく一番強い選手が作れるサクセス(?)と思われます。

またGBA初のパワポケという事ですがそれについて自分は何も分かりません。映像が良くなったとか、システムが良くなったとか…。
なにせ持っていませんが一度やってみる価値はあるかもしれません。

 

記述者:魁斗さん

 

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