第十三話 峯川

 

仙田監督「合格だな。」
高橋先輩「ちっ・・・」
占「あの1年生、運がよかったな。」
斉藤君「まったくだ。」
俺「いや・・・運がよかったんじゃないと思うな・・・」
占「どういう意味だ?」
俺「わざとバットの下のほうに当てたのでは?」
斉藤君「なるほどねぇ・・・確実にヒットを狙えるからな。」
そんなことを言ってるうちに入部テストは終わっていた。
原板キャプテン「終わり。今年の入部者数は入部希望者43人中15人だった。それでは1年生、グラウンドをランニングしてくれ。俺は腹が痛いからトイレに行ってくる。」

次の日の野球部

「カキーン!」
「タタタ・・・」
「バシッ!」
俺「はあ・・・」
「ビュッ!」
「バシッ」
俺はある悩みを抱えていた。
斉藤君「まだ曲がらないみたいだな!」
俺「うん。カワサキボール・・・だめだな。」
斉藤君「誰か相談できる人はいないのか?ま、俺は天才だけど投手のことまではちょっとな。」
俺「自分で天才って・・・」
斉藤君「そんなことは追いといて・・・相談できる人は?」
俺「うーん・・・いないな。」
斉藤君「今度の試合までにあの球を投げられるようになっていればなぁ。」

 

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